#ニイハマ02
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七福芋はサツマイモの一種。明治33年にアメリカから日本に持ちこまれ、愛媛では新居浜の大島だけで栽培されている。低温でじっくり加熱した芋は、飴色を帯び、ねっとり甘い。おすすめの食べ方は焼き芋と天ぷらで、地元では味噌汁の具に使うとか。七福芋は土壌や気候の影響を受けやすく、他の土地では大島ほど美味しくならないと、栽培されなくなった。大島の栽培農家も10軒ほどに減少。収穫量が少なく希少価値が高いので、幻の芋といわれる。Qどうして甘いの?     もとから糖度が高いうえ、収穫後貯蔵庫で熟成させるので、糖度さになる。「芋壺」という昔ながらの貯蔵庫を使う生産者もいる。Q 〝幻の芋〟と呼ばれるワケは?“幻の芋”と呼ばれる白い芋フードカルチャー181〜2カ月間貯蔵する。越年する頃から甘味を増す見た目の白さから「白いも」とも呼ばれる15%と栗きんとんに匹敵する甘甘くて美味しい島の芋新居浜市の沖合に浮かぶ人口190人ほどの「新居大島」。ここで栽培される芋は「七福芋」の名前でブランド展開されている。奇跡の甘さ「七しちふくいも福芋」

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