垣はぶ生海岸から見る夕景。「しまなみ方面に沈む夕日は絶景。夕焼け空に影絵のように浮かぶ工場群の姿もお気に入りです」 した鈴木さんご夫妻。裕司さんは市内の博物館で働いている。 「僕の専門は天文学。大阪や福井の博物館で働いた後、新居浜にある愛媛県総合科学博物館で採用され、移住しました。住んでみると、地元の方が〝外の人〟を全く意識していないことに拍子抜け。今までは『どこの人?』と確認されるのが当たり前でしたが、新居浜では聞かれたことがない。地域になじもうと努力しなくても快適に暮らせるのがすごいと思います。新居浜は豊かな自然に抱かれ、マイペースで過ごせるまちです」と裕司さんの転職を機に移住裕司さん。一方、綾美さんは「四国に来たことがなかったので、どんなところだろう?とドキドキしていました。新居浜はとにかく野菜が安くておいしい!だから毎日の料理が楽しいです」と語る。自然を身近に感じながらマイペースで暮らせるうえに、素敵なカフェや面白そうなイベントも多い。「まち全体のセンスが良く、新しい刺激に感性が磨かれると感じます。市の取り組みやPRも、自由で開放的な印象です」新しいまちで、2人揃って充実した毎日を送っている。from Shizuoka & Tochigi27お気に入りの風景プロフィール夫の裕司さんは静岡県、妻の綾美さんは栃木県出身。裕司さんは新居浜市内にある愛媛県総合科学博物館の学芸員。綾美さんは現在、専業主婦。詳しいインタビュー内容を、「新居浜Life」のサイトでご紹介しています。(29歳) 2020年移住(35歳)、豊かな自然の中で、感性が磨かれるまち学芸員 鈴木 裕司さん綾美さん
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