#ニイハマvol.8
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人と人が繋がる拠点古川拓哉新居浜市長鴻上講演会でいちばんの強敵は『中学生』なんですよ。要はいちばん自意識が強くて、演劇のワークショップをしても『なんで演劇なんかしないといけないんだ』って。『声と体を使って自分を表現できたらモテるよ』って、高校生以上に話すと食いつくんですけどね(笑)。でも、昨年に母校の中萩中学校で喋らせてもらった時は、すごく真面目に聞いてくれて嬉しかったですね。古川鴻上さんのような方が地元に帰ってきてくれて、子ども達に直に話しかけてくれるっていうのは、貴重な機会だと思うんです。今はSNSや動画、アプリで様々なものに触れる機会はあるのかもしれないですけど、やっぱり空気感というものは大事だと思うので。子ども達も今は分からなかったとしても、どこかのタイミングで思い出してくれるでしょうね。ぜひ機会を見つけて、高校生たちにも講演会をしていただきたいです!話題は、新居浜市が誇る総合文化施設「あかがねミュージアム」について昨年は母校の中学校で講演会を実施頃から『新居浜のまちづくり』がしたいと考えるようになり、政治の道を志し、新居浜に戻ってきました。鴻上政治家を志して戻ってきたんですか?素晴らしいですね。私もよく新居浜の若者には『一回は外に出ろ』と話をします。どんな理由でもいいので、外の世界を見ることで『モノ』の見方が多角的になるじゃないですか。外から見るからこそ、地元の良さや問題点がわかるというか…。古川すごく良く分かります。鴻上まちづくりも結局は『人』だと思うんです。誤解されがちですが『綺麗な建物を建てたからいい』ってわけではないじゃないですか。例えば『あかがねミュージアムが出来たからこそ繋がるネットワーク』に意義があると思うんです。そこでどういう人と出会えるか『いろいろな人と出会えるまちづくり』を市長には期待したいですね。新居浜市が誇る総合文化施設「あかがねミュージアム」は開館10周年を迎え、さらに進化し続けている。←HPはこちら     [MAP 5E]19     

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