今年10月13日に大盛況のうちに幕を閉じた「2025大阪・関西万博」では、5月21日に3台の太鼓台が万博会場に登場。口屋・岸之下・萩生東の太鼓台と約850人のかき夫が集結して息の合った差し上げが披露されると、会場は熱気に包まれた。新居浜市内で行われる本祭りでは54台すべての太鼓台が一堂に集まる機会はなく、地区ごとに祭事が行われる。そのため、地区が異なるこの3台が集まって演技をしたのは今回が初めてのこと。事前に合同練習を重ね、本番に挑んだ舞台であったが、3台の太鼓台が織りなす一糸乱れぬ豪華絢爛・勇壮華麗なパフォーマンスは、会場全体を一体化させ盛り上げるとともに、来場者に感動を与えた。0555年前にも万博で披露実は1970 年に開 催された大 阪万博にも、新居浜市・川西地区の大 江 太 鼓台と江口太 鼓台の2台が参加していた。55年の時を経て、再び万博で豪華絢爛な飾り幕を纏った太 鼓台によるかきくらべが披露された。 2025 大阪・関西万博
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