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2024.03.17

くらし

この記事の「ええね!」

愛媛県総合科学博物館の企画展『来島海峡と潮流信号所』

藤田 惠

みなさんコンニチハ!

ある日のこと、いつものように仕事帰り、垣生の海岸で撮影を楽しんでいた時のことです。
遠くの島に光るものを見つけました。
どうやら光るものの正体は、潮流信号のようです。
垣生から見えるのは、『来島長瀬ノ鼻潮流信号所』だと思います。

信号に表示されている文字や記号の意味は全く知らなかったのですが、
ちょうどいいタイミングで、
2月17日から愛媛県総合科学博物館の企画展

瀬戸内海国立公園指定90周年企画展
『来島海峡と潮流信号所』
が始まりました。


⬆︎愛媛県総合科学博物館

愛媛県総合科学博物館については、過去のブログでたっぷり紹介しておりますので
よろしければご覧ください。

企画展によると、この潮流信号は、
潮の流れの向き・速さ・これからの潮の流れの変化を、
来島海峡を通る船に知らせているそうです。

来島海峡は、潮の流れがとても速く複雑なため、
他にはない来島海峡だけの『順中逆西』というルールがあります。
潮の流れで船の通航が反対になるというルールです。

潮流信号の記号の意味もわかりました。

【潮流信号】
『S』 ・・・ 南流(潮の流れが北から南に流れている)
『N』・・・ 北流(潮の流れが南から北に流れている)
『0〜13』 ・・・ 流速(単位はノット)1ノット=時速1.85km
『X』 ・・・ 転流期(転流20分前から転流20分後まで)
『⬆︎』 ・・・今後流速が速くなる
『⬇︎』・・・今後流れが遅くなる

この記号を組み合わせて潮の流れの変化を知らせているそうです。
知れば知るほど面白い!!
そんなわけで、海に行くたびに潮流信号を確認する習慣がついてしまいました。笑

※撮影日はいろいろです。

『⬇︎』今後流れが遅くなる信号


ちょっとボンヤリしていますが、おそらく『⬆︎』でしょうか。
今後流速が速くなるという信号。


『6』流速6ノット/1ノット=時速1.85km


『N』北流(潮の流れが南から北に流れている)

距離がかなり離れているので、
空気が澄んでいる時しか確認できません。
見えない時の方が多いです。
潮流信号が確認できた日はラッキー☆です。

愛媛県総合科学博物館の企画展、とても勉強になりました。

オススメの企画展です。
4月7日まで開催していますので、ぜひお出かけください♪

 

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