新居浜暮らしブログ
2019.02.18
くらし
この記事の「ええね!」
新居浜 荷内町の海
伊藤 淳
2月の海。
って、聞いただけで寒そうですよね。
私が、生涯の生業として店を開いた場所が、なんと目の前が海。
新居浜の人でも、地名を知らないという方がいるほどの東の端っこ荷内(にない)町。
今年で6年目を迎えるのですが、先日カウンターに座っていたお客様の「イルカーーーー!!!」
の一声で店内にいたお客様全員が外へ飛び出しました。
そう!目の前には2月の海が広がっていて、そこには、仲良く並んで泳ぐ2頭のイルカの姿があったのです。
みなさんが一気に興奮とハッピーな気持ちになり、イルカに出会えた喜びを分かち合いました。
空にはミサゴの姿もあり、えさとなる魚がたくさんいたんだな、とわかりました。
ここ数年で海の地形も変わってきました。もちろん、水温も温かくなってるような気がします。
2月なのにこの暖かさ。環境も少しずつ変化しています。
人間の生きていく環境も目まぐるしく変化していますね。
私がここにきて心がけていることは、「自然に生かされているのは人間。できるだけ、自然と共存を。」
ということです。
なので、できることは実行していこうと思っています。
そこで、時々行っているのがビーチクリーン。
これは、潮が引いているときにナイロン袋と軍手か火箸があれば10分でできること。
ゴミは拾っても拾ってもエンドレスにあります。
例え、ここで捨てられなくても、どこからともなく流れ着きますから。
でも、だからといって拾うのを止めてしまえばあっという間にゴミの山です。
荷内の海にはたくさんの生き物が住んでいます。
海と山に囲まれて、人間だって生きています。
市民一斉清掃もありますが、ひとりで行う清掃もなかなかの発見があって興味深いですよ。
うちの店では、市が指定したナイロン袋と火箸を常備していますので、ぜひお声かけください。
集めたごみたちは、うちで預かります。まとまったら市役所に電話して回収にきてもらいます。
その繰り返し。
生きることってそういうことじゃないかなぁ。