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2019.03.05

くらし

この記事の「ええね!」

気仙沼 ☆

【OB】篠原 淳史

故郷 新居浜が繋いでくれた大切なご縁、これまで沢山のご縁をいただきました。

もうすぐ東日本大震災から 8年、その大切なご縁の一つが、震災で被災された宮城県 気仙沼市です。

当時、ショップチャンネルというテレビショッピングの仕事に携わっておりましたが、元々、気仙沼の皆様には沢山の商品をご提供いただいており、気仙沼からの生中継により気仙沼産品をご紹介できれば!と、実現に向けて動き出した途上での震災でした。

震災から 5ヶ月後の 8月に初めて気仙沼を訪れた際、津波の爪痕の深さに衝撃を受けると共に、山のような瓦礫の前で自らの無力感を痛感したこと、今でも忘れることはできません。

その 2ヶ月後の 10月、新居浜 災害救援ボランティアネットワークの皆さんから「気仙沼に一緒に炊出しに行かないか!」とお声がけをいただき、迷わず参加をさせていただきました。

大きな鍋で作る芋炊き、クックチャムのお弁当、ポップコーンや綿あめに喜ぶ子どもたちの嬉しそうな声。いち早く動き出した新居浜 災害救援ボランティアネットワークの皆さんの活動に、自分自身も色々な想いと共に向き合うことができました。

 

 

以降、気仙沼の皆様との定期的な交流の中で、本当に大切なご縁をいただきました。

11月に新居浜駅前で開催された「ふるさと、お宝再発見!~大物産展~」には、遠路遥々、気仙沼の皆さんが参加くださいました。フカヒレ丼、旨かったなぁ・・・・・。笑

 

翌年 8月の気仙沼みなと祭りには、太鼓台が参加! 菅原気仙沼市長、小野寺防衛大臣(当時)始め、気仙沼の皆様も太鼓台の迫力に度肝を抜かれたことでしょう!笑

 

 

10月には、自分もショップチャンネルでの気仙沼中継を実現することが叶い、気仙沼を代表する産品を全国にご紹介することができました! まだ復興間もない生産の現場で、中継実現に向けて大車輪で商品を間に合わせてくださった気仙沼の皆様には、本当に頭が下がる想いでした。

 

最後に気仙沼を訪れたのが 2年前。

生鮮カツオの水揚げ 22年連続日本一の気仙沼漁港が誇る新鮮な魚介類、新居浜にもお越しくださった新富寿司のフカヒレ握り、かもめ食堂の支那そば、喫茶マンボのイチゴババロア・・・・・。

他にも「美味しんぼ」 108巻で紹介された焼き魚の「福よし」、キャベツにウスターソースでいただく気仙沼ホルモン等々、美食の街が「また来いよ!」って呼んでくれている気がする・・・・・!笑

 

 

今、想うこと・・・・・。動ける人が動き、成すべきことを成す! そこに何かが生まれる、打算では決して得られないものが!

それは、気仙沼の皆さんとのご縁は勿論、気仙沼と新居浜の交流を通じて、故郷 新居浜にも再び目を向け、新居浜人の心に触れ、また新居浜に繋ぎ直してくれた、そんな自分には掛け替えのないご縁だったと思っています・・・・・!

今朝のTV番組で、気仙沼のカフェ「K-port」のオーナーである俳優の渡辺謙さんが「気仙沼は遠洋漁業の一大基地であり、小さな日本ではなく、目は世界の海に向いている! だから懐深く、同じ目線で 人を受け入れてくれるんだ」と語っていました。

気仙沼、新居浜、それぞれを故郷に持つ者たちが、互いにグルーバルな視野の中で、故郷のことを真摯に想っていく。

そんな想いの中で、将来、また新たな交流が生まれてくればいいなぁ・・・・・。

3.11 を前に、それぞれの震災を胸に・・・・・!

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