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2019.06.03

まち

この記事の「ええね!」

ニイハマ写真部 『まち歩き撮影会』 〜登り道周辺〜 振り返り①

藤田 惠

 

5月25日土曜日はニイハマ写真部『まち歩き撮影会』でした。
今回のコースは【登り道周辺】

集合場所は、新居浜市役所

午前10:00スタートです!!

出発の前に写真家 木村孝さんの撮影レクチャータイム!

それではまち歩き撮影会をはじめます〜〜。

 


 

まず最初の撮影ポイント
市庁舎北側に展示されているレリーフです。


▲左が、新居浜の漁業と農業の「収穫」、右が、別子銅山の「採鉱」を表現してます。▲

新居浜の洋画家、西澤富義(にしざわ とみよし)さんのデザインです。

このレリーフは、今は取り壊されて無くなりましたが、
かつての新居浜市庁舎で、最後は郷土美術館として活用された建物の
2階壁面に据え付けられていたものです。
その当時の写真を撮った記憶があったので探してみたところ、
1枚だけ見つかりました。


▲これじゃどこの写真かわかりませんね。汗
とにかく郷土美術館の壁面です。笑
これは、郷土美術館が取り壊しになる前に、
せめて写真に残しておこうと思い撮ったものです。
それなのに片方だけって、中途半端な撮り方だなぁ・・・。😥

郷土美術館が取り壊されてからしばらくの間、
このレリーフはきっと処分されてしまったのだろうって思っていました。
そして、ある日のこと、市役所の敷地を歩いていた時に、
おめかしして展示されているレリーフを発見しました。
ちょっと嬉しくなって、何枚も写真撮っているところを
通りかかった知り合いに目撃されてちょっと恥ずかしかった思い出が。😆

このレリーフをデザインした西澤さんという方は、
戦後まもなく新居浜で「オリゾン洋画研究所」を設立し、
新居浜の洋画発展の基礎を築いた人です。

数年前、私はこのオリゾン洋画研究所のことについて興味関心をもち、
少しだけ調べたことがあります。
その時の資料▼

オリゾン洋画研究所は、住友各社で働く若者を中心に、
創作意欲溢れる人たちが集って活動していたそうです。

1950年8月には、小磯良平さんを招いて、
『小磯良平洋画講習会』が開催されたこともあるそうです。
その講習会には、当時高校生だった新居浜市出身のイラストレーター真鍋博さんも参加しています。
(今回のまち歩き撮影会では、のちほど真鍋博さんについても少し紹介させていただきました。)

当時、新居浜という地方都市に絵画を勉強するための研究所ができたことは、
とても画期的なことだったそうですよ!!

新居浜ってスゴイなっ!!進んでる〜〜♪

まちあるき撮影会の様子はInstagram【公式】Hello! NEW 新居浜 をご覧くださいね。

では次の撮影ポイントに移動します。

つづく。

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