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2021.03.09

まち

この記事の「ええね!」

ニイハマ写真部『blogでまち歩き撮影会〜新居浜駅周辺〜』(あかがねミュージアム)

藤田 惠

みなさんこんにちは♪
先月の話ですが、2月27日に新居浜市の隣町、四国中央市土居町で
別子銅山の物資の輸送に使われた道「第一次泉屋道」の平野部を歩くフィールドワークに参加しました。


この輸送路が使用されていたのは、別子銅山が開坑した元禄4年から元禄15年までの11年間だけで、
その後は、別子銅山と新居浜の口屋を結ぶルートに変更されました。
別子銅山の歴史を学ぶ上で、ずっと歩いてみたかったルートだったので、念願叶って嬉しい1日でした。
朝は少し気温低めでしたが、約6キロのコースを、往時に思いを馳せながら歩き、心も体もぽっかぽかになりました。笑

 


 

また前置きが長くなりましたが、blogでまち歩き撮影会の続きです。
正光寺山古墳公園の次は、この近未来的な建築をご案内します。▼

こちらの建物は、平成27年7月にオープンした新居浜市総合文化施設・美術館「あかがねミュージアム」
「創る・学ぶ・育む」をコンセプトに、美術館・創作スペース・ホール・太鼓台ミュージアム等を備えた総合文化施設です。

建物の中もゆっくりご紹介したいところですが、今回は外観についてご紹介したいと思います。
まずはこの外壁をどうぞ▼

素材わかりますか?
新居浜市発展の礎となった「銅」の板をふんだんに使用した外壁です。
オープンして6年くらいのまだ新しい施設なので、今はまだ赤褐色ですが、
20年30年と経過すると、表面の酸化によって緑青色に変化する過程が楽しめる建築です。
外壁に使用されている銅板の枚数は、なんと約2万2500枚!だそうです。スゴイ数ですね。

それからもう一つ、特徴的な外観をご紹介します。
こちらをご覧ください▼

これは青石を金網製の籠に詰め込んだ蛇籠(じゃかご)といいます。
愛媛県産の青石だそうです。
蛇籠を壁に掛けるという斬新なデザインもぜひ注目してください!
ミュージアムの北側(県道沿い)▼

こちらは南側(線路沿い)▼

蛇籠は個人のお宅や公園などでもよく目にするので、さほど珍しくはありませんが、
このように、蛇籠が外壁の装飾として使用されている建築は珍しいんじゃないかと思います。

資料を読むと、かごの表面に現れる青石を美しく見せるため、一つ一つ手で詰めていったと書かれていました。
気が遠くなりそうです。
が、美しく仕上げるためには手を抜かない!!さすがプロです。

そしてミュージアム正面(西側)にある、こちらのマークをご覧ください。

「魔女の宅急便」や「崖の上のポニョ」などジブリアニメをはじめとする、
多くのアニメ作品を手がけたことでよく知られている
新居浜市出身のアニメーター近藤勝也さんのデザインです。

「ね」の文字の部分に描かれているのは、おそらく別子銅山 山根製錬所の煙突なのかな??
きっとそうですよね。

近藤勝也さんについては、新居浜市の魅力発信フリーペーパー『#ニイハマ』最新号 【vol.3】
のP20-21をぜひご覧ください。(webカタログやPDFダウンロードでもご覧いただけます)▼

魅力たっぷりのあかがねミュージアムの次は、JR新居浜駅前をご案内します♪

つづく。

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