新居浜暮らしブログ
2019.02.07
まち
この記事の「ええね!」
コウノトリがやってきた!ヤァ!ヤァ!ヤァ!
【OB】髙橋 尚毅
こんにちは!
先日に続き、鳥の写真です。
今日、紹介するのはコウノトリ!
コウノトリは太平洋戦争前後の食料不足の中で食用にされたこともあり1956年には20羽にまで減少してしまいました。
第二次世界大戦以降は水銀系農薬による獲物の減少や繁殖力の低下によりさらに減少し、1953年に種として天然記念物、1956年に特別天然記念物に指定されました。
その後1965年から野生個体の捕獲と、飼育下で繁殖させる試みが進められるようになりました。
1971年に豊岡市で野生個体を捕獲したことで、日本産の個体群は野生絶滅しました。
戦争…公害…悲しいですね。
しかしその後、全国各地で中国産のコウノトリの人工飼育、交配が行われ、2018年現在は飼育個体が100羽野外生息個体が144羽の計244羽となりました。
兵庫県豊岡市が特に有名で、四国では鳴門市でも自然交配が進んでいます。
そんな中、隣町の西条市にやってきた1羽のコウノトリ。
足環を見ると右脚に黄色、青。左脚に赤、緑が付けられてます。
…ということは、
2018年に養父市で放鳥されたJO214号(メス)ということになります。
もうすぐ西条市にやってきて4ヶ月。
このまま居着いて、夢は鳴門市みたいな自然繁殖ですね。
白馬に乗ったオスが彼女を追って飛んできませんかね?
馬に乗るより飛んだ方が速いですね。
それでは撮りたてのコウノトリ写真色々どうぞ。
右へ行ったり左へ行ったり元気です。
アオサギとの共演。コウノトリの大きさがよくわかります。
カラスとの共演。見事なまでに美しい翼です。
コウノトリはよく飛び神出鬼没ですが、皆様も西条市の農耕地を探してみてくださいね。
そしてもし見つけたら…
『近寄らない』
『大きな音を立てない』
『餌をあげない』
このルールで温かくお見守りください。
四国の自然は素晴らしい!
それではまた次回、美しい自然の下で会いましょう。
アデュー!