新居浜暮らしブログ
2024.12.23
くらし
この記事の「ええね!」
郷土芸能 かぶと踊り
藤田 惠
新居浜市の各地に古くから伝わる郷土芸能。
それぞれの地域で保存伝承活動が行われていて、
隔年で開催される『新居浜市郷土芸能発表会』で披露されます。
今年は開催年にあたり、先月11月24日に各団体が日頃の活動の成果を披露しました。
今回のblogは、私も保存会に所属している『かぶと踊り』を紹介します。
かぶと踊りは室町時代に完成されたと言われている、船木地区に伝わる雨乞い踊り。
不動尊がお祀りされている船木地区の山『兜山』で踊っていた踊りが『かぶと踊り』で、
新居浜市の無形民俗文化財に指定されている、とても歴史ある郷土芸能です。
かぶと踊りの振り付けは、
太鼓と掛け声だけで踊る基本系はとても単調な踊りですが、
男性はそれぞれオリジナリティーあふれる個性的な踊りを披露してくれます。
そして後半にユニークな見せ場があり、
今回も客席からたくさんの笑い声が聞こえてきたので、大成功!!
わたしも客席で鑑賞して大笑いしたかったな〜。
(写真はMさんが撮ってくれました。ありがとうございました♪)
今回のような発表会の他にも、地域の学校や神社で披露することもあります。
地域に伝えられる伝統芸能を継承していくということは、
貴重な文化財を次代に残すというとても大切なお役目のように感じています。
伝統芸能を継承することが、地域への誇りや愛着につながっているように感じています。
私は今回の出演が2回目の、まだまだ新人ですが、
これからも継承者のひとりとして、大切に受け継いでいきたいと思っています。
《おまけ》
発表会の会場は新居浜市市民文化センター別館にある中ホール。
築およそ50年になります。
とってもオシャレで大好きな建築です。
少しだけ写真撮ったので、ぜひご覧ください。
別館については、過去のブログで紹介したことがあります。
コチラもぜひご覧ください。