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新居浜暮らしブログ

2019.02.14

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金子のルーツ

【OB】篠原 淳史

以前、金子山について、この新居浜暮らしブログでもご紹介させていただきました。https://life.city.niihama.ehime.jp/blog/722/

1585年 豊臣秀吉による四国平定時、その金子山に構えた居城 金子城に陣取り、小早川隆景に対峙した金子元宅。その金子氏のルーツである埼玉県 入間市を訪ねてみました。

金子城を築いたのは、伊予金子氏 初代 広家祖父 金子家忠が、源義経による平氏討伐に従い、一ノ谷、屋島で挙げた数々の戦功により、伊予国 新居郡の地頭職を拝命。孫の広家が新居浜に移り住んだのが伊予 金子氏の始まりだそうです。

その家忠が、入間市に本拠として構えたのが、現在、墓所がある瑞泉院一帯。瑞泉院山門から、千体地蔵塔を過ぎ・・・・・、そこに ひっそりと佇む一族の宝篋印塔位牌堂。新居浜からの使者を待ちかねていたように、優しく迎えてくれました!

 

 

最寄りの駅も、金子駅(東京 八王子と群馬 高崎を結ぶ八高線)。

 

 

一帯は狭山茶の産地。農産物作付面積では埼玉県最大、歴史も鎌倉時代まで遡る伝統産品ですが、ベッドタウン化する中、茶畑が住宅街の中に散在する風景がユニークでした! 金子氏は、産業振興・育成にも熱心だったんでしょうね!

 

静岡県とは異なり、寒冷な気候で育つ狭山茶は葉が厚く、重厚な香味とコクを有するそうで、茶摘み歌では「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」と歌われるそうです!確かに、緑に輝く新茶とは異なり、見た目も逞しい茶葉でした!

最後に、ジョンソンタウンのお話! http://johnson-town.com/

終戦後、アメリカ進駐軍のジョンソン基地が置かれた入間市(現在は、11月の航空祭でのブルーインパルスの展示飛行で有名な航空自衛隊 入間基地)。

ジョンソンタウンは、進駐当時、ジョンソン基地に勤める米国軍人が暮らした米軍ハウス群。1978年の米軍撤退後、荒廃していた一帯を、2003年から約10年をかけて再開発したもので、アメリカンな街並みに、住宅のみならず、お洒落なショップ、カフェ、レストランが並ぶ、とてもステキな空間です!

 

 

2015年に 都市景観大賞 都市空間部門において大賞を受賞。廃墟から往時の街並みを復興させ、新たな価値を創り出した試みが、「荒廃した困難な状態を克服し、文化遺産を改修・保全して、文化的で魅力あふれる景観を生み出した価値ある事例」と評価されたものです。

米国軍人との違いこそあれ、別子銅山、そして住友の城下町としての歴史を支えてきた数多くの人々が暮らした住友グループの社宅の姿と重なって見えてきませんか・・・・・。

日暮別邸の高台から眺めた星越社宅の広大な跡地。歴史と文化の再生、新たな新居浜市のランドマークの創造、そして市民が集い 憩えるオアシス、今こそ Hello! NEWな発想が求められますね!

さてさて、アメリカンな雑貨には異常なコレクター魂が燃えて来る!! っと、その前に、とってもアメリカンなハンバーガーで腹ごしらえ!!笑

 

 

金子氏のルーツで結ばれた入間市に学ぶ一日。

このジューシーなハンバーガーを、金子元宅殿に届けてあげたい!笑

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