新居浜暮らしブログ
2020.11.05
まち
この記事の「ええね!」
ニイハマ写真部『オンラインまち歩き撮影会』真鍋博アートツアー(新居浜ウイメンズプラザ)
藤田 惠
第10回『 ニイハマ写真部 オンラインまち歩き撮影会 』真鍋博アートツアー
を振り返ります。
別子銅山記念図書館の続きです。
新居浜ウイメンズンプラザに到着しました。
平成元年にオープンした施設です。
こちらには真鍋博さんの作品が2点あります!
まずはロビーの壁画をご覧ください。▼
作品名は「ひらくひと」といいます。
この作品には、「風に乗って女神たち、新しい日々を 明日へ 未来へ」
というメッセージが込められています。
工業都市新居浜にこだわって、銅板やアルミ、真鍮、ニッケルなど
新居浜市にゆかりのある素材を使用しています。
高いところにあるので、実際のサイズがよくわかりませんが、
近くで見ると、かなり大きな作品だそうです。
そして、真鍋さんと当時交流があった方から、
この作品を作った時のエピソードをお聞きすることができました。
真鍋さんは、理想の曲線を表現するために、原寸大の用紙を使って作業されたそうです。
作業スペースもかなり広いスペースが必要で、
なんと、自宅マンションのエレベーターホールで、
大きな用紙を広げて人通りの少ない時間帯を見計らって作業するなど、
ご苦労があったそうです。
妥協しないで、納得するまでとことん追求して完成させた作品なんですね。
そのことを知ってからこの作品を見る時は、いつも曲線を見つめてしまうようになりました。
そして同じくウイメンズプラザにある、多目的ホールの緞帳です。▼
作品名は「飛翔」といいます。
先ほどのロビーの壁画もこの緞帳も「未来へはばたく女性の優しさと華やかさ」
というコンセプトで描かれています。
つい、大きな鳥に目がいってしまいますが、
ちゃんと未来へ羽ばたく女性も描かれていますよ。▼
そしてやっぱりこの作品も鳥の瞳がかわいい♪
製作中は、京都の織物会社さんに度々打ち合わせに足を運び、
製作過程を細かくチェックするなど、細部までこだわって完成させたそうです。
こちらの緞帳は、事前連絡で見学可能です。
写真の人物は私です。笑
この時私が撮っているものは、この宇宙。
この緞帳に宇宙が描かれているということに、今まで気づいていませんでした。
数年ぶりに訪れて、今回の新しい発見でした。
それが嬉しくて、宇宙を撮影しているところを激写されました。笑
撮影はもちろん、いつも撮影レクチャーをしてくださっている木村孝さんです。
ありがとうございました。
それでは今回はこのへんで失礼いたします♪
次は山の麓まで行ってみましょう♪
新居浜市のサイトに案内mapのPDFデータがありますので、ダウンロードして
ぜひご活用くださいね。
新居浜市公式Instagramもどうぞご覧ください。
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