新居浜暮らしブログ
2021.05.25
まち
この記事の「ええね!」
ニイハマ写真部『blogでまち歩き撮影会~新居浜駅周辺~』(駅前シンボルロード③)
藤田 惠
みなさんこんにちは♪
先週は、別子銅山記念館のサツキが見頃を迎え、
サツキの様子が気になる私は、何度もパトロールに出かけてしまいました。
少し離れたところから全体を鑑賞するのがここ数年のお気に入りです。
これは5月19日に撮影した写真です。
西条市に向かう途中で立ち寄りました。
お天気は小雨模様でイマイチでしたが、どんな時でも花は美しい。
手前のサツキは満開ですね。
奥にある記念館の屋根のサツキもあと少しで満開でしょうか。▽
同じ日の夕方、お天気が回復したので、西条からの帰りに再び立ち寄りました。▽
5月23日再び訪れました。(実は22日もパトロールしました。笑)
手前のサツキは少しピークは過ぎたようですが、今度は記念館の屋根のサツキは満開です!!▽
今年も敷地内にはあまり行かず、少し離れたところから別子銅山記念館のサツキと、大山積神社と、山根製錬所のえんとつとのコラボを楽しみました。
(暗くて見えにくいですが、右側に朱塗の生子橋も見えます)▽
とは言いつつ、ちらっと敷地内にも立ち寄りましたよ。
やはり美しいものは、遠くからも近くからも愛でたいですよね♪▽
それではblogでまち歩き撮影会、高木歩道橋の続きです。
高木歩道橋を渡って、再び駅前シンボルロードのモニュメントをご紹介したいと思います。
こちらは永遠という作品です。▽
自然石の台座の上に、御影石で作られた作品が乗っています。
メビウスの輪のような形状で、表裏がなく、終わりがない、不思議な形状です。
新居浜のまちと歴史と文化が永久に続くことを願って、
新居浜カラーの赤を彩色し、街並みとの調和を考えた造形だそうです。
私の中で、新居浜カラーと言えば、最近はHello!New新居浜ブランドカラーのブルーの印象が強くなりましたが、
このロゴが誕生するまでは、ローズレッドに輝く別子銅山の棹銅の色が新居浜カラーのイメージでした。
この作品を作った方も、新居浜のイメージは赤だったようですね。
作者からのコメントには、子供たちには目で見るだけでなく、彫刻の真ん中の穴をくぐったり、
自由に触れてほしいと書かれていました。
私も、童心にかえって中をくぐってみようかと一瞬思いましたが、
いい大人だし😅、子供たちのように身軽に動けないので、
思いとどまりました。笑
それでは次の作品に移動しましょう。
こちらはあかがねのまちという作品です。▽
素材は純銅板で、別子銅山の歴史とその遺跡を表現しているそうです。
いくつかの産業遺産を配しているとのことなので、どの部分がどの産業遺産なのか想像しながら見るのも楽しいですね。
正解はわからないのですが、私が見た印象では歓喜坑、東平の貯鉱庫、別子鉱山鉄道のトンネル、
端出場水力発電所の窓などがこの中に存在しているんじゃないかなと思いました。
作品の中にたくさんの窓がちりばめられているのは、
別子銅山閉山後、新たに発展した新居浜での人々の暮らしを表現しているそうです。
ちょっと空中都市のようにも見えて楽しい作品ですね。
晴れた日にこの穴を覗き込むと、時間帯によって、日光があちらこちらから見えて、
町全体が楽しくなるように工夫されているそうです。
私も覗いて撮影してみましたが、あまりうまく撮れませんでした。😭
みなさんもぜひ撮影チャレンジしてみてくださいねっ!
この作品は、鎧兜などを作る技法と同じ技法で、
純銅板を金槌で何十万回も叩き鍛えて造形されたものです。
また、年数が経過すると銅板が緑青色に変化することで、
環境を大切にして蘇った別子の山々の緑がイメージできるように
という作者の想いが込められています。
これからの経過をずっと見続けていきたいですね。
シンボルロードのモニュメントは残すところあと1点。
また次回のブログでご紹介したいと思います。
つづく。