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市民インタビュー

日本最速を目指す、eスポーツプレーヤー

eスポーツプレーヤー 西原 康博   にしはら やすひろ さん

『eスポーツ』とはコンピューターゲームを使ったスポーツ競技。「eスポーツってどんなもの?」と思っている人も多いだろう。ジャンルも幅広く、野球やサッカーなどのスポーツ競技だけではない。西原さんはその中でもカーレース「グランツーリスモ」を得意とする。今のカーレースゲームはバーチャルとは思えないほどリアル。世界各国にあるサーキットのコースが忠実に再現され、時間帯や天気もリアルに表現される。さらに、使用車やコース素材も細かく設定されており、タイヤの抵抗や音もコントローラーを通して身体に伝わってくる。使用車とコースの相性などを確認しながら、大会への準備を進める。実際のサーキットとの違いは『車の揺れを感じるか、感じないか』の違いだけ。というから驚きだ。ゲームの世界も限りなくリアルに近づいている。

幼い頃に両親から買ってもらったカーレースのゲームソフトに魅了され、車が大好きになったという西原さん。本業は自動車整備士。仕事が終わって、4時間ほどeスポーツの練習。休みの日も練習をしたり、気分転換にサーキットに行って、実際にスポーツカーを走らせたり。まさに車づくしの生活を送っている。

eスポーツの世界に入ったのは2019年。それまでは友人とオンライン上で会話しながら、ゲームとして楽しんでいた。ゲーム友だちとの交流の中で、茨城県で開催される国体でeスポーツの大会が同時開催されることを知った。西原さんはすぐに県予選にエントリー。そして県の1次予選、2次予選を見事勝ち抜き、『いきいき茨城ゆめ国体』へ出場することとなった。普段オンラインで交流していたような有名プレーヤーと並んで競技に臨む。そして、観客もいる。競技はバーチャル上とはいえ、「会場の雰囲気は今まで味わったことのない緊張感だった」と西原さん。初めてのeスポーツへの挑戦で国体への出場を決め、競技だけでなく自分自身に自信がついた。「あの時、eスポーツの世界に飛び込んでおいてよかった」と振り返る。

現在はeスポーツプレーヤーとして、自宅や松山市のeスポーツ施設を拠点に数々の大会に出場。YouTubeでは解説者として動画を配信するなど、eスポーツの魅力発信にも力を入れている。

eスポーツの魅力はと聞くと「子どもから高齢の方まで、誰でも出場ができること」と西原さん。最近は若い10代の選手も活躍している。西原さんも「若手の勢いは脅威ではあるものの、eスポーツの認知度が高まっていることは嬉しい」と話す。eスポーツに興味がある人も、参加してみたい人も、まずはeスポーツを身近に感じられるイベントに参加して、肌でeスポーツの魅力を体感してみて。

フリーペーパーHoo-JA! 2022年8月27日号掲載

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