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市民インタビュー

新居浜駅開業100周年。より地域に根づいたサービスへ

JR新居浜駅 駅長 大石 健二 おおいし けんじさん

 JR新居浜駅が開業して今年で100年。6月19・20日には『新居浜駅開業100周年記念行事』が新居浜駅や周辺で開催される。通常業務に加え記念行事の準備など、多忙な中の新居浜駅・大石駅長にインタビュー。私たちの知らない新居浜駅の仕事の話、そして大石駅長が語る『鉄道、そして新居浜への想い』

新居浜駅開業100周年。より地域に根づいたサービスへ

JR予讃線が高松方面から西に延び、伊予土居駅〜伊予西条駅間が開通したのが大正10年(1921年)6月21日。開通当時は戦後恐慌で世界中が激動の時代だった。それから100年、今では観光だけでなく生活に密着した市民には欠かせない交通インフラ。新居浜駅は川之江駅〜伊予三芳駅間の管理も行う中核の駅となる。
駅での仕事は、私たちがよく目にする切符の手配などのお客さま対応以外にも多い。四国には無人駅が多く、新居浜駅が管轄するエリアだけでも、16駅もある。新居浜駅の職員がそれら無人駅の清掃管理なども行う。また、JR四国の駅の中でも貨物駅の機能を備えるのは、新居浜駅と伊予三島駅の二駅だけ。新居浜駅を経由して、私たちの自宅に運ばれてくる宅配物なども多い。貨物列車の線路の誘導や列車の切り離しなど、四国内では他駅でできない仕事も多く、「ここでしかできない仕事だよ」と新居浜に着任した新人職員に諭すこともあるという。
JR職員といえば『鉄道ファン』というイメージを持つ人も多いのではないだろうか。しかし「意外と鉄道ファンは少数派ですよ」と笑う大石駅長。ただ近年の新入社員には「運転士を目指したい」と、入社する若者が多いという。運転士になるには長期間の研修と厳しい適性検査、そして最終的には国家試験を合格した人だけがなれる難関の道。人命を預かる仕事だからこそ、険しい道のりとなる。
大石さんが当時の国鉄に入社して約40年。駅のホームから、たくさんの人を見送ってきた。入社当時は高速道路、また幹線道路などの整備も行き届いておらず、鉄道が生活に必要不可欠だったため「今では考えられないくらい多くの人が利用していた」と振り返る。四国の各交通機関の利用者割合のデータでは、全体に対する鉄道利用者の割合は、この50年で約10分の1に減少した。しかし、今でも通勤・通学や高齢者の方などにとってなくてはならないもの。鉄道という公共のインフラを無くしてしまわないためにも「よりよいサービスやイベントも考えていかなければならない」と大石駅長。
今回100周年を迎えるにあたり、6月19・20日には『新居浜駅100年祭 ありがとうフェスティバル』と題し、新居浜駅・人の広場・あかがねミュージアムでイベントを開催。アンパンマン弁当、高松駅弁の限定販売、アンパンマン列車シートの記念撮影コーナーなど、子どもにも鉄道ファンにもうれしいイベントがたくさん。さらに初代新幹線0系をイメージした『鉄道ホビートレイン』が新居浜〜西条を特別運行で往復する※1。 団子鼻が特徴的な一度は見てみたい車両のひとつ。他にも夜間にしか走らない貨物列車などが新居浜駅で公開される予定。(6月20日のみ)
宇和島市出身の大石さんは、昨年秋まで伊予西条駅の駅長を務め、新居浜駅に着任して9ヵ月。「東予には南予と違った魅力がたくさんあると改めて感じた」と語る。新居浜勤務で初めて知った魅力も多く、特に日暮別邸には感動したという。 「100年という節目に、新居浜駅に勤務できることは本当に光栄なこと。この機会に、新居浜の魅力をもっとたくさんの人に知ってもらえるような活動もしていきたい」  新居浜駅ではこの1年間をかけて、100周年記念ツアーなども開催していく予定。これからの新居浜駅発信の情報から目が離せない。

フリーペーパーHoo-JA! 2021年6月12日号/Vol.403 掲載

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