新居浜暮らしブログ
2019.02.28
まち
この記事の「ええね!」
『1人1人の可能性を最大限応援してくれる町!新居浜!』
広瀬 香織
『1人1人の可能性を最大限応援してくれる町!新居浜!』
新居浜市は1人1人の可能性を最大限応援してくれる町だと思います。今から8年前、教会に相談に来られる方々のために、カウンセリングをもっと深く学ぶ必要性を感じ、アメリカの大学院に留学をしたいと考えていました。ちょうどその時、新居浜市の市政だよりに「奨学金制度」(「全額の3分の1は返金しなくて良い。」というありがたい奨学金でした。)のことが書かれていたので、これは「渡りに船!」と思い、必要書類を整え、申請書を提出しました。しかし、年齢的にも30代でしたし、「こんな私が奨学金を頂けるはずはない!」と思っていました。しかし、数日後には「奨学金制度採用」の通知が届き、私は夢であったアメリカのロサンゼルスの大学院に入学することが叶ったのです!奨学金のありがたさを噛みしめて、3年間学びに励み、無事に修了することができました。私の留学スタイルは、日本での牧師の仕事がありましたので、スクーリングの時に渡米し、終われば日本に帰って来て、レポートや修士論文を書くという、日本とアメリカを往復しながらの学びでしたが、様々な文化の違い、日本の良いところ、悪いところなどを肌で感じることが出来ました。そして、感動したのは、修了式の後、感謝会で「今年は日本人の修了生がいるから日本食にしよう!」との大学院側の心遣いにより、なんと、お寿司とお味噌汁が用意され、そのお味噌汁で乾杯したことでした!これには本当に驚きました。やはり日本のお寿司やお味噌汁の味とは少し違いましたが、それはそれで美味しかったです。新居浜市の奨学金制度がなければ、私は決してロサンゼルスで学ぶことなど出来なかったと思います。アメリカでの経験を生かして、現在、子どもたちの英語の学習支援をしたり、カウンセリング、子ども食堂、アルコール依存症の方々の回復ミーティング、銅婚式のアイディア提供などをさせて頂いています。大変微力ですがこうした活動を通して、少しでも新居浜市に恩返しをさせて頂きたいと思っています。