新居浜暮らしブログ
2019.03.29
まち
この記事の「ええね!」
「新居浜市に来た理由」
広瀬 香織
「新居浜市に来た理由」
生まれてから20歳まで東京にいましたが、幼少の頃から愛媛県にはすごく良いイメージを持っていました。特にポンジュースのCMの「愛媛の真面目なジュース」というフレーズは非常にインパクトがあり、「愛媛県の人は、きっと、まじめな人が多いのだなぁ!」と素直に信じ、愛媛に思いを馳せ、ポンジュースを美味しく飲んでいました。また母は「瀬戸の花嫁」という曲がとても好きで、時々口ずさんでおり、その歌詞からも四国の美しい情景を思い浮かべていました。そして、いつか行ってみたい!と思うようになりました。その思いは神学生になるとさらに強くなりました。なぜなら、神学校の先輩牧師からはこのように聞かされてきたからです。
「四国教区はいいよ!四国は遍路さんの地でもあり、宗教レベルが高く、クリスチャンたちも大変純粋な信仰を持ってる人たちが多い!赴任するなら四国を選びなさい!四国に赴任した牧師たちはとてもイキイキしている!」このように多くの牧師たちがお薦めする地が四国だったのです。そこで私は第一希望の赴任地を四国としました。そして卒業から5年後、願い通り、四国の愛媛県新居浜市の教会に着任することが出来ました。先輩牧師たちのお薦め通り、本当に四国は素晴らしい地域でした。人々は優しく、フレンドリー、真面目、お遍路さんへのおもてなし文化があるせいか、とても親切な人が多いです。気候も温暖で、食べ物も美味しい!自然も美しく、都会では味わえない豊かさがあります。旬の無農薬のお野菜や果物、お米など皆さん教会に持って来て下さるので「子ども食堂」を開くことができ、安い費用で美味しい安全なものを子どもたちにご提供させて頂いております。このようなこともあり、一度、四国教区に着任した牧師たちは、他の任地に移動したくないのか、非常に任期が長いというのが特徴なのです。私もこちらで15年目になりますが、ずっとこの地で仕事をしていたい!暮していたい!というのが正直な思いです。そしてこの地で、新居浜市とゆかりの深い人物と出会い、生涯の伴侶となりました。この町に来ていなければこのような出会いもなかったと思います。新居浜市で暮し、仕事をすることが出来るのは最高の喜びです。