新居浜暮らしブログ
2024.11.05
くらし
この記事の「ええね!」
映画「新居浜ひかり物語 青いライオン」
鈴木 のりこ
全世界の新居浜ファンの皆さんこんにちは!
皆さんは新居浜市在住の画家、石村嘉成さんをご存じですか?
カラフルで力強い動物の絵を、見たことがある方も多いと思います。
日本国内のみならず海外でも評価されている石村嘉成さんの半生を描いた映画が公開されたので早速見てきました。
2歳で自閉症と診断された石村さんが、お母さんや家族、周囲の方と厳しい療育に取り組み、画家としての才能を開花させていった過程が描かれています。
幼少期の「ストーリー」の部分と、現在の石村さんが登場する「ドキュメンタリー」の部分がミックスされて石村さんと家族の歩んだストーリーがよくわかります。
我が子を思って厳しい療育に取り組んでいたものの、病に倒れて40歳でこの世を去ったお母さん。
お母さんと療育の先生や、学校の先生が交わす会話には、障害の有無に関わらず子育てに大事なメッセージが含まれていました。
子育てのみならず人と人の関係にも通じるものがあると思いました。
私が石村さんの絵を初めて見たのが、2014年に、まだ市役所横の古い建物だった新居浜市立郷土美術館で開催された初の個展でした。
たくさんの人でにぎわった会場の片隅に、ちょっとはにかんだような笑顔が印象的な石村さんがいらっしゃって「こんにちは」と言ってくれたのをよく覚えています。
映画で作品制作の様子を見ると、絵の技術もとても進化しているし細部にまでこだわって作品を制作していることがよくわかりました。
そんな石村嘉成さんを描いた映画「新居浜ひかり物語 青いライオン」
は
新居浜の映画館はじめ、全国で順次公開されます。
新居浜が舞台の映画なので、四季折々の新居浜の風景も映画の中で見られます。
ぜひご覧ください。
映画館TOHOシネマズ新居浜
を出て、イオンモール新居浜を歩いていると、クリスマスデコレーションが飾られ、店内にはクリスマスソングのBGMが流れていました。
早くも店内は冬支度でした。