シルクロード

【OB】篠原淳史

没後10年平山郁夫シルクロードコレクション展 @あかがねミュージアム新居浜市美術館！

平山郁夫の原点。仏教東漸、悠久のシルクロード、祈りの旅路。

約 1,000年の長きに亘る年月をかけてインドから遠く日本へと進む仏教東漸。玄奘三蔵の足跡を追体験すべくシルクロード各地を巡り、描かれた作品の数々が、ここあかがねミュージアムに集まるとは･････。左から「パルミラ遺跡を行く・夜」「古代ローマの遺跡フォロ・ロマーノ・ローマ」「パルミラ遺跡を行く・朝」。

平山郁夫を知り、魅せられたのは、17年前の夏。「敦煌 A」から始まった！

息子が小学校 6年生の時の夏休み、小学校最後の自由課題として自転車での「しまなみ海道縦断」に挑戦した時に、平山郁夫美術館で買い求めたものです。

絵心があった訳でもなく、崇高な宗教心があった訳でもなく、尾道から中間地点の宿泊地生口島に、疲れ果てて、疲れ果てて、ようやく辿り着いたことが、只々、嬉しくて･････。翌日、生口島で訪れた平山郁夫美術館で観た「敦煌 A」に魅せられ、「大丈夫、今治まで走れるから！」と救われたような気持ちになったことからでした。