新居浜暮らしブログ
2019.06.04
まち
この記事の「ええね!」
お遍路日記1:第60番札所 石鉄山福智院横峰寺
鈴木 のりこ
私は今、2週目の四国八十八か所参りをゆるく続けています。
参拝のスタイルは人それぞれですが、私は行ける時に行けるお寺へ・・・というスタイルです。
服装も白装束のお遍路スタイルではなく、普通の服装に「輪袈裟」という輪っかの袈裟だけを首からかけて
お参りしています。
四国の隅々までいろいろなお寺があり、お参りをしながら四国の魅力を存分に味わうことができるのも
八十八か所参りの醍醐味の一つであります。
新居浜市内には札所はありませんが、今回は新居浜のお隣、西条市のお寺
第60番札所 石鉄山福智院横峯寺を
ご紹介します。
新居浜市からは車で約1時間程度で到着しますが、石鎚山ふもとにあり、お寺までの平野林道は12月から2月までは冬季通行止めです。
標高745m付近にあり、札所の中では3番目の高さです。(ていうかここより高いところがあるって・・)
駐車場に車を止め、林道を0.5kほど歩きます。
木々の立ち並ぶ林道は少しのぼりがキツイところもありますが、緑の葉が木陰を作ってくれています。
林道の途中には古い鳥居があります。
稲荷大明神 妻白大明神。
開山以来横峰寺の守護神として有名な大明神だそうです。
ここにもお参りしました。
5月の休日だったので、たくさんの人がお参りしていました。
中には徒歩で登ってきた登山スタイルのグループや、自転車で登ってきたサイクリストの方もいらっしゃいました。
5月上旬から中旬にはシャクナゲが美しく咲き誇ります。この時は盛りには少し早かったですね。
お寺は一年のいつ訪れても、静かに四季折々の姿で私たちを迎えてくれます。
新居浜は札所はありませんが、お遍路さんの通り道として市民の人たちが作った休息所などもあります。
「お接待」の心は生きています。
また、八十八か所参りの拠点としても、どの県にもアクセスしやすい位置にあります。
これからも、一つ一つ、違った魅力のある札所を紹介していきたいと思います。