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新居浜暮らしブログ

2021.03.03

まち

この記事の「ええね!」

ニイハマ写真部『blogでまち歩き撮影会〜新居浜駅周辺〜』(正光寺山古墳公園)

藤田 惠

みなさんこんにちは。
2月26日からマイントピア別子内にある別子温泉〜天空の湯〜が長期休業を終えて営業再開したので
早速行ってきました。
ここで私は国指定の登録有形文化財「旧端出場水力発電所」を定点観察しています。
一般公開に向けて耐震などの工事が進んでいて、
建屋の周囲は足場が組まれ、1年以上外観が見えない状態ですが、
それでも観察して記録写真を残しています。

まずは、工事が始まった頃の写真がコチラ。この直後に足場が組まれて建屋が見えなくなりました。 2019年12月撮影▼

2020年12月撮影(越屋根部分に注目!)▼

数日前に行ってみると、前回の昨年12月の撮影から少し変化が有りました。
越屋根に可愛い窓が付いているじゃないですか!
テンション上がりました〜〜♪。

2021年2月28日撮影▼


旧端出場水力発電所についての説明は、

旧端出場水力発電所のYouTube
をぜひご覧くださ〜い。(これはダイジェスト版です。本編はマイントピア別子2階で放映しています。)


さてさて、前置きが長くなりましたが、前回予告した通り、blogでまち歩き撮影会(新居浜駅周辺)をスタートしたいと思います。

まず最初はこちら!正光寺山古墳公園です。駅のすぐそばにあります。▼

この場所は、6世紀頃は古墳群、その後は正光寺(久保坊)というお寺があった場所です。
「新居浜駅前土地区画整理事業」の一環として、
この古墳群が「古墳を生かして花見ができる公園」として整備され、平成23年にオープンしました。
平成25年には「正光寺山古墳群」として新居浜市の史跡に指定されました。

過去に撮りためていた写真もいろいろあるので、
今回のまち歩き用に撮影したものと併せてご紹介します。

【平成25年6月撮影】
墳丘から▼

こんな風に墳丘の上に登って、下からシルエット撮影も楽しめます▼

5年後の【2018年10月撮影】▼

5年の間にあかがねミュージアムや東横INNがオープンしました。
墳丘から撮影すると、あかがねミュージアムの屋根に東横INNの看板が乗っかてるように見えます。笑▼

【最近撮影した古墳公園】
この場所に桜や梅が咲きます。桜の季節までもうすぐですね🌸▼

数日前に訪れるとカンヒザクラが咲き始めていました。▼

こちらは古墳公園の案内板▼

私が気になったのは、案内板に描かれているイラスト▼

どうしてもこのイラストのことが知りたくて、当時発掘調査を担当されていた方に問い合わせてみました。
すると、この報告書に詳細が記録されていたのです。▼

驚きです!!
これは、当時発掘調査の職場体験に参加した中学生が考えて描いたものだったのです。
当時、この古墳には猫がたくさんいたので、猫が絵ががれているそうです。
描いた生徒さんのお名前も記録されていました。
スッキリしました。ご協力ありがとうございました。

そしてこちらは公園内にあるお手洗いの壁▼

桜の花、そして古墳から出土した須恵器、勾玉等をモチーフとした壁画装飾を施して、
古墳のイメージづくりをしています。

そしてこのエリア一面には芝桜が咲くそうですよ。▼

今年の芝桜が咲く頃にまた訪れたい!!って張り切っています。
たのしみです。

正光寺山古墳群の発掘調査による出土品は約4,000点。
珍しいものとして、歩揺付金銅製品というものが見つかっています。
金銅というのは、銅の表面に金を貼ったもので、歩揺というのは動くと揺れる装飾品です。
そういった装飾品が付いた冠の破片と考えられています。

歩揺付金銅製品など出土品の一部が、新居浜市市民文化センター本館1階にある郷土資料館「ふるさとラボ」に展示されています。
鉱石の展示などもありますよ。

それでは次の撮影ポイントに向かって出発します。

つづく。

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