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市民インタビュー

新居大島の地方創生アイデアで「優秀賞」受賞

愛媛県立新居浜商業高等学校 NCガールズ 白石妃菜(3年)さん、 小野優花(3年)さん、 石川彩萌(3年)さん、 渡邉ゆい(2年)さん

昨年12月に開催された「地方創生☆政策アイデアコンテスト2022」最終審査にて、地方創生担当大臣賞に次ぐ、優秀賞を2年連続受賞した『新居浜商業高等学校NCガールズ』。今回は新居浜の特産品である七福芋を通して、新居大島の地方創生のアイデアをプレゼンテーション。そんな新居浜愛に満ちたNCガールズに話を聞いた。

新居浜商業高等学校独自の課題研究班『商品開発講座』のメンバーが開発した商品の販売活動を行う部活動、『NCショップ部』。その中でも新居浜が大好きな女子4人からなる『NCガールズ』。挑んだのは、地域の課題解決のアイデアをプレゼンテーションする、内閣府地方創生推進室が開催の『地方創生☆政策アイデアコンテスト2022』。『新居大島の未来を考える〜幻の七福芋を通して〜』をテーマに、新居浜市の沖にある大島の地域活性化を図るアイデアを提案、最終審査まで進み優秀賞を受賞した。

新居大島の特産品『七福芋』は、表面の皮が白く強い甘さが特徴。新居浜市内では通称『白いも』として知っている人も多い。しかし、土壌や気候の影響から大島でしか栽培が難しいため収穫量が極端に少なく、また栽培する農家の方の高齢化、大島の人口減少も相まって、市外に出れば、知らない人も多い『幻の芋』。

そんな七福芋に着目し、新居浜商業高校では数年前から七福芋を使った商品開発や販売活動などを行ってきた。先輩たちからバトンを受け取り、NCガールズは商品開発・販売活動に加え「新居大島の活性化を図るようなアイデアを作ろう」と今回の研究に乗りだした。学校の授業や遠足で大島に訪れたことはあるが、七福芋を食べたことがなかったという4人。実際に6月の苗植えから11月の収穫、そして商品開発をすることで初めて口にすることができた。そのまま食べても十分甘みを感じるほどの糖度を誇る七福芋。「こんなにおいしい七福芋を、多くの人に知ってほしい」と、より研究に力が入った。地元飲食店と協力して七福芋を使った『マリトッツォ』『ロールケーキ』など4商品を開発。イオンモール新居浜のイベントなどで販売活動を行い、大島や七福芋について来場者から話を聞き、マーケティングを行ってきた。

さらに今回は地方創生アイデアということで「1年中楽しめる大島」をテーマにツーリズムを考えることに。実際にレンタサイクルを借りて、自分の足で大島をまわってみた。自然豊かで目の前には海が広がる開放的な景色の数々。絶景ポイントを見つけた時は「全員のテンションが上がった」と笑う。大島の観光ポイントや七福芋畑をマップにし、ツーリズムをつくり上げた。冬には満天の星空を見ることができ、春には多くの花が咲き、夏には屋外レジャー、そして秋には七福芋の収穫ができる大島。『地方創生☆政策アイデアコンテスト』では、魅力ある大島を最大限にプレゼンテーション。見事、地方創生大臣賞に次ぐ優秀賞を受賞した。

NCガールズは「この活動を通して新居浜・大島が好きになった」というメンバーばかり。この経験から「地方創生をより学ぼう」と、経営学部に進学を決めた学生もいる。今回の受賞で「大島に興味を持つ人が増え、七福芋農家や大島へ観光に訪れる人が増えてくれるといいな」と語る。そんな学生の思いが詰まった活動は新居浜商業高等学校の『新商マルシェ』など、イベント出展で見ることができる。今後の活躍にも目が離せない。

 

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