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市民インタビュー

大好きな歯科衛生士の仕事を伝えたい

河原医療大学校 新居浜校 歯科衛生学科長 河端 浩美さん

医療総合科、医療事務科と、医療の専門家を養成する河原医療大学校 新居浜校。今年、新たに歯科衛生士を育成する東予地域初の「歯科衛生学科」を設立した。先日、歯科衛生士の卵たちが満開の桜とともに入学。そんな歯科衛生士を育成する元歯科衛生士である河端学科長に、歯科衛生学科の誕生経緯や、歯科衛生士としての仕事の魅力について話を聞いた。

大好きな歯科衛生士の仕事を伝えたい

「歯科衛生士の仕事が大好き」と語るのは、今年4月に河原医療大学校 新居浜校に新たに誕生した『歯科衛生学科』の学科長 河端さん。歯科衛生士として長年働き、「歯科衛生士の仕事の魅力ややりがいを伝えていきたい」と、専任教員となった。河端さん自身も歯科衛生士として歯科医院に就職。結婚・出産で一時仕事から離れたものの、2人の子どもを育てながら復職、ずっと歯科衛生士として活躍してきた。家庭環境に左右されず働けることが、歯科衛生士の最大の魅力と語る。高齢化が進む昨今では、歯科衛生士の働く場は歯科クリニックだけでなく、高齢者福祉施設などにも広がる。さらにはフリーランスとして活躍する歯科衛生士もいる。「歯科衛生士のこんな働き方や仕事内容の変化は、20年前では考えられなかった」

歯科衛生士の仕事内容を『歯科医師の助手』というイメージを持つ人も多い。20年ほど前は歯科医師がほとんどの作業を行なっていたが、現在は変わってきており、医療行為以外の歯石取りなどの歯科疾患の予防や改善のサポートは、歯科衛生士が担う。「20年前と比べて、患者さまとの接する時間が増え、責任が増えるとともにやりがいも大きくなっている」と河端さん。

健康や美容意識の高まりとともに注目が集まっている口腔ケア。虫歯でなくても、歯科に継続的に通っている人も少なくない。自分たちが処置した患者さまとは一生の付き合いになるかもしれない、だからこそ、人材育成の価値観も変化しているという。

今回の歯科衛生学科新設は「慢性的な歯科衛生士不足に悩まされる東予地域に学校を」と、2018年から新居浜市と愛媛県歯科医師会が構想を練り、ようやく実現した事業。昨年までは県内にある歯科衛生学科は松山市に2校だけ。進学で松山に行き、そのまま松山市で就職を決めてしまう学生が多く、東予地域の歯科衛生士不足が深刻化していたという。そんな背景から東予地域に待望の歯科衛生学科新設に至った。

河原医療大学校 新居浜校には生徒人数分の最新の実習機器がそろう。他にもレントゲン室や診療台も充実し、歯科医院さながらの設備が備わっている。

歯科衛生士になるには3年間学んだ後、国家試験を受ける必要がある。学校で学んだことをしっかり吸収することができれば、合格できる資格だ。(河原医療大学校の2020年度卒業生の国家試験合格率は97.1%)しかし、国家資格だからこそ、学校が終わった後、自宅学習でどれだけ学ぶかで大きく差が出てくるという。今までは松山で一人暮らしで、家事などをこなしながら勉強をしないといけない環境しかなかった。それが新居浜で学べるとなれば、学業に専念できる時間が多く生まれる。「学業に専念できる時間がたくさん確保できることは、国家資格受験には本当に有利だと思う」と河端さん。

歯科衛生士を目指せる環境がそろう河原医療大学校 新居浜校のオープンキャンパスは毎月開催。実際に実習機器を触ることもできるので、親子で楽しそうに参加する方も多いという。オープンキャンパスで歯科衛生士の仕事にちょっぴり触れてみませんか。

新居浜校 オープンキャンパス

■日時 5月15日(土) ・ 22日(土)10:30〜13:30
■場所 河原医療大学校 新居浜校 (新居浜市坂井町1-9-23)
■問い 0120-00-8628
https://niihama.kawahara.ac.jp/oc/

フリーペーパーHoo-JA! 2021年5月15日号(Vol.401)掲載

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