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市民インタビュー

『コロナ撃退プロジェクト』として、応援歌をオリジナル制作

新居浜市立泉川中学校 生徒会役さん

 『コロナ撃退プロジェクト』として、応援歌をオリジナル制作した泉川中学校生徒会。歌のタイトルは『共に~夜明けを願って~』。医療従事者への感謝と、みんなで苦難を乗り越えようというメッセージを込めた、温かい1曲に仕上がっている。そんなオリジナル楽曲に込められた想いや制作秘話を、生徒会の役員にインタビュー。

コロナ禍 制限される日々
そんな中 失った調律 (メロディー)
当たり前の 日常の大切さを知った

と、中学生の目線で歌う医療従事者への感謝とエールのオリジナルソング『共に~夜明けを願って~』。新居浜市立泉川中学校生徒会7名で作りあげた歌だ。
泉川中学校では、昨年より『コロナ撃退プロジェクト』と題して、医療従事者へ感謝の寄せ書きを贈る活動をしてきた。そんな昨年の先輩たちが残した素晴らしい活動を、「今年度の生徒会でも実行しよう」と今年も引き継ぐことに。「昨年とは違ったことをしたい」と、より強くメッセージを届けられるように、オリジナルソングを作ることにした。
生徒会7名でそれぞれ入れたい言葉を3つずつ挙げ、それらを組み合わせて歌詞にしていく。『夜明け』と『世明け』をかけた言葉遊びなど、生徒会の気持ちが込められたメッセージの数々。そんな途方もない言葉のパズルをもとに、作詞作曲を担当したのは生徒会役員・石川陽聖さん(3年)。
「みんなが伝えたい事は同じ。だからこそ、歌詞作りはとてもスムーズだった」と、2日で制作した。

制作といっても、完成しているのは石川さんの頭の中だけ。それを生徒会で何度も聞いて覚える。そして、生徒会担当で音楽教諭の片岡先生が弾くピアノを囲みながら、楽譜に仕上げていく。曲作りよりも楽譜作りが一番大変だったと笑う石川さん。音楽教諭である片岡先生は「私が手
伝った事は楽譜作りと伴奏だけ。あとは生徒主体で最後まで作りあげてくれました」と語る。みんなで何度も歌いながら、最後は生徒会全員で作りあげたオリジナルソングとなった。

できあがった歌はより大きなエールにしようと、収録に参加する学生有志を校内で呼びかけた。こうして音楽部と学生有志、そして生徒会役員7名で合唱。医療従事者に届けと、総勢30名で歌うDVDを制作した。参加した学生有志からは「完成した歌がすばらしいと思って、自分も一緒に想いを届けたかった。参加して本当によかった」という嬉しい言葉もあったという。

仲間と会えない日々
そんな中 目の当たりにした
世のために 働く人たちを知った
今こそ 感謝を伝える時 Ah
苦しい中でも 働く人たちに
感謝の言葉を 贈りたい
ありがとう

完成したDVDは新居浜市内3つの病院に贈られ、このエールを受け取った愛媛県立新居浜病院の院長先生と看護師さんが泉川中学校に来校。院長先生は「歌に本当に勇気付けられた。この歌のようにみんなが意識を高めていけたら、コロナは収束に向かうと確信した」と語る。そして「お礼の言葉をいただけたことが何よりも嬉しかった」と生徒会長・西本晴香さん(3年)。

修学旅行の大幅な変更、給食の黙食、そして休校。コロナウイルス拡大による打撃を受けているのは生徒たちも同じ。しかし、生徒たちは常に前を向いている。「少し意識が緩んでしまった時にこの曲を聞いて、『中学生でも頑張っているんだよ』と伝わったらいいな」と西本さん。歌詞の最後のメッセージは、生徒たちからすべての人に贈る。

共に闘おう この世が明ける日を願い

 

泉川中学校公式YouTube「共に~夜明けを願って~」はこちら↓

https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=tFPGJncxz6M

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