新居浜暮らしブログ
2019.08.01
まち
この記事の「ええね!」
「夏越祭(わごせ)夜市に行きました!」
広瀬 香織
「夏越祭(わごせ)夜市に行きました!」
新居浜に来た当初は「夏越」を「わごせ」と読むことが出来ませんでした。2、3年経ってからようやく、誰かから「夏越」を「わごせ」と教えてもらった気がします。「夏越」とは簡単に言えば、この時期に行う、神道のお祓いの神事です。神道では、人は皆、知らず、知らずのうちに小さな罪を犯し、穢れを受けていると考えられており、宮中をはじめ民間においても忌(い)み日として祓いの行事が行われたそうです。この日、輪くぐりといって氏神の社前に設けた大きな茅(ち)の輪(わ)をくぐり災厄を祓います。神社では紙人形(かみひとがた)を配布し、それに氏名・年齢を記してお宮に持参して祓ってもらうとのこと。また、この時期は農家にとって稲作や麦作などに虫害・風害などを警戒する大事な時でもあったので、祓いの行事がいろいろと行われていたようです。
新居浜市では毎年7月30日を「夏越祭夜市」の日として一宮神社と登り道商店街に続く道を歩行者天国にして様々なお店が立ち並びます。そして、様々なお店を回るとスタンプをもらうことが出来ます。つまりスタンプラリー付きのお祭りという事です。台紙にスタンプを6つ全部集め、チラシに書かれているクイズの答え合わせをすると、くじ引き会場に行くことができ、プレゼントをもらえるとのこと!スタンプラリーに参加すると、自然と、新居浜市の歴史や文化を体験できるように工夫されていました。クイズの一つをご紹介すると「小女郎狸が祀られている楠木神社の一番楠の高さは?①9.5m ②14.9m ③27m ➃35m (因みにこの一番楠は国の天然記念物(1951年)に指定されているそうです。私は今回初めて知りました!)」皆さんは何番だと思いますか?また通りでは、カラオケ大会や、ギターで弾き語りをされている方もあったり、アームレスリングの元チャンピオンが腕相撲を教えてくれたり、ダンサーたちが踊りを披露してくれたり。。。様々な出会い、交流、発見がある夏越祭り夜市でした!
ギターの弾き語りを皆さん、楽しそうに聴いていました。
(カラオケは皆さん、すごくお上手でした!)
ダンスは19時25分からスタート!それぞれの団体が個性的なダンスを披露してくれました。今回は何と、水鉄砲を使うパフォーマンスも!!これは「生命の源である海がゴミを捨てる人間の仕業が原因で汚されてしまった。みんなの水鉄砲でみんなの未来のために綺麗な海を取り戻そう!」(夏越祭りのチラシより)との事。ダンサーさんたちと観客が一体となって楽しみました。
またカイロプラクティックのお店や地域の有名店も!
新居浜市には色々な活動やお店があることを知りました!今回、オシャレなバーも発見してしまいました。私はお酒は全然、飲めませんが、一度は行ってみたいお店となりました!夏越祭夜市は単なるお祭りではなく、みんなが主役であり、お互いの活動を知り合い、また大きな家族となれるような、すごく一体感のあるお祭りでした。夏越祭夜市で新居浜市の魅力を再発見しました!