新居浜暮らしブログ
2019.09.10
まち
この記事の「ええね!」
ニイハマ写真部 『まち歩き撮影会』 〜日暮別邸記念館〜 振り返り⑤
藤田 惠
『ニイハマ写真部 まち歩き撮影会』〜日暮別邸記念館〜(7月27日土曜日 開催)
のつづきです。
日暮別邸記念館館内1階の撮影と、
2階展示室の見学(こちらは撮影禁止です)の次は、
再び屋外に出て、展望台に向かいます。
▼まず展望台から見える日暮別邸をご覧ください。
参加者募集チラシの写真はこちらから撮影したものです。
日暮別邸は、洋風を基調とする建物ですが、
なんと、屋根は和風の瓦屋根になっています。
しかも屋根に湾曲した反りがあって、
格式高い造りになっています。
▼鬼瓦には住友の商標井桁マーク。
▼そして展望台中央にある、円形のものは、
四阪島のランドマーク的存在だった大煙突のモニュメントです。
このモニュメントは、カラミレンガを使って実際の大煙突と同じ大きさに作られています。
煙突の外径は直径10.5m、高さは64mありました。
この大煙突は2013年に解体されて今はありません。
▼展望台から北を見ると、住友の工場地帯が一望できます。
お天気が良い日は、四阪島も見えますよ〜〜。
四阪島というのは、5つの島(家ノ島・美濃島・明神島・梶島・鼠島)の総称で、
家ノ島・美濃島は埋め立てられて陸続きになっています。
▼よく見ると、しまなみ海道の橋も見えますね。
▼南の方向は、銅山越を望むことができます。
写真撮った日は、残念ながら別子の山の方は真っ白で、近くの山しか見えませんでしたが、
お天気のいい日は、別子の山までよく見えます。
この山の麓の広々とした土地には、かつて住友の社宅が建ち並んでいました。
社宅がまだ残っていた頃の写真を探してみると、
例によって、無駄に撮りためた写真ストックの中に少しありました。
▼こちらが、2010年撮影の社宅群
▼そしてこちらが2014年撮影。
▼取り壊しが進み、だんだん空き地が目立ってきた頃だったかな。。。
それから、展望台の真下には、かつて選鉱場がありました。
▼選鉱場を下から見た写真(2010年撮影)
この頃はまだ建物が残っていました。
この選鉱場のてっぺんあたりに日暮別邸が移築されています。
▼2014年撮影
建物は無くなってしまいましたが、どことなく要塞っぽくてカッコいいです。
近いうちに、この方向からの日暮別邸を撮影しておこうと思います。
展望台で撮影を楽しんだあとは山を下って、集合場所に戻って終了です。
途中、日暮別邸前で記念撮影。
暑い日だったのでみなさんの体調を心配しましたが、
無事終了できてホッと一安心です。
この日の撮影会を通して、今まで以上に新居浜の魅力を感じてもらって、
さらに、今まで関心があまりなかった方も、
別子銅山の歴史について知っていただくきっかけになったのではないかと思います。
だと嬉しいな♪
ご参加本当にありがとうございました。
のんびり振り返りをしながらも、
次回の開催準備を進めております。
次回は9月28日土曜日
塩田で栄えた多喜浜周辺を歩きます。
詳しくはコチラをどうぞ!!
ご応募お待ちしております。