新居浜暮らしブログ
2019.10.21
まち
この記事の「ええね!」
ニイハマ写真部 『まち歩き撮影会』 〜多喜浜周辺〜 振り返り②
藤田 惠
『ニイハマ写真部『まち歩き撮影会』〜多喜浜周辺〜(9月28日土曜日 開催)
振り返り①のつづきです。
岡城館歴史公園(塩田地主藤田家本家跡)を出発して、東に進みました。
歩きながら、南方向を見ると興玉神社(おきたまじんじゃ)があります。
眺めのいい高台に建つ神社です。
この日は道路から神社を見上げて簡単に紹介するだけにしましたが、
事前調査の時に撮った写真がありますので、興玉神社からの眺めをぜひご覧ください。
東部臨海工業団地もよく見えます。
興玉神社は、もともとは海のすぐそばの久貢山山頂におまつりされていましたが、
その後現在地に移転したそうです。
そこからさらに東に進み、次の撮影ポイントに到着しました。
築造の時から塩田地主として、廃田になるまでずっと製塩業に従事された岡本家のお屋敷です。
江戸時代のものと言われている石垣は、
かつては海岸線がここまで迫っていたことがよくわかる、
丸みをおびた波返しのような石垣が特徴的です。
この日はこの立派な石垣を撮影させていただきましたが、
石垣の他にも長屋門や、漆喰の土塀、
母屋には西条藩主が立ち寄って休憩した御成座敷などが残っている
とても立派なお屋敷です。
次の撮影ポイントは、
岡本家を出発してすぐ東の川沿いにおまつりされている白浜金刀毘羅宮です。
塩を運ぶ船や塩田で働く人たちの安全を願って建立したといわれいます。
ここを含めて、塩田周辺に4箇所に金毘羅宮がおまつりされていて、
こちらにある灯籠はいずれも江戸時代の年号が刻まれているとても古いものです。
そしてこちらが白浜川です。
開催日がちょうど満潮のタイミングと合いまして、
皆さんに満潮の白浜川を見ていただくことができました。
この日が雨で延期になったら、この景色は見られなかったのです。
延期にならなくてホント良かった〜。
そしてこの白浜橋で皆さんに紹介したかったのが、
岡本家の7代目当主で洋画家でもあった岡本忠道が大正時代に描いた
「白浜入り川」という絵です。
その絵は、
おそらく↓の写真とだいたい同じ場所を描いたものだと思われます。
岡本忠道が描いた「白浜入り川」は、
ルートマップに小さく紹介していますが、
やはり実物を見ていただきたい!!
私は、何年か前にあかがねミュージアムで展示があった時にその絵を見て、
他のどの絵よりもいちばん印象に残りました。
今は多喜浜公民館2階の資料室に展示されていますので、
ぜひお出かけください♪
それでは、かつて『白浜銀座』と呼ばれるほど、賑わっていた商店街を歩きながら、
多喜浜公民館を目指します。
多喜浜公民館2階の資料室に、当時の白浜銀座のジオラマもありますよ。
つづく。
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