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2019.11.11

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楠公像 御身拭い

【OB】篠原 淳史

天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典。

天皇陛下の和やかなご表情、そして優しくお見守りになられている皇后陛下が流される涙に、思わずもらい泣きしてしまいました。皇居外苑に木霊する「天皇陛下万歳!」を聞きながら、今日も一緒に万歳三唱されていたであろう楠木正成公に思いを馳せていました……。

10/20(日)皇居外苑にある楠公こと楠木正成公の銅像の御身拭い及び周辺清掃を、新居浜の有志の皆様から成る「皇居の楠公さんを愛でる会」にて行なってまいりました(楠木正成公と新居浜・別子銅山の縁「皇居の楠公さん」参照)。https://life.city.niihama.ehime.jp/blog/4658/

二日後の 10/22(火)に迫った天皇陛下御即位をお祝い奉ると共に、皇居に集まる国内外の皆様に日本の「おもてなし」の心をお示しする、その志を新居浜の有志の皆様と叶えることができました。

この日を迎えることができましたこと、多大なるご支援を賜りました環境省 皇居外苑 管理事務所の皆様、清掃に関しまして種々のご指導を賜りました東京藝術大学の皆様、そして準備万端 整えてくださった大久保社長始め香月園の皆様、実務的打合せに何度も東京を往復してくれた赤尾会長代行(元 新居浜市 建設部長)その他 関わってくださった全ての皆様に、心から御礼申し上げます。

まだ人影も少ない朝 8時、御身拭いのための足場を組む作業が始まりました。粛々と組まれていく足場を見ながら、この「楠公プロジェクト」、本当に実現したんだという感慨と共に、皆んなで心を合わせてやり遂げようという強い想いを感じることができました。

足場を組んでくださった大木組の皆様。その手際は まさに「プロフェッショナル 仕事の流儀」!

 

 

楠公像竣工から120年、いよいよ 竣工以来 初めて、楠公の元に……。

間近に見る楠公が「よく来たなぁ」と言ってくれているようで……。皇居を望む楠公の後ろ姿。その背中、これが日本を引っ張ってきた男の背中なんですね! 手綱の端には雀、何故なら騎馬の尻尾の中に雀の巣が! これも120年の歴史!

 

 

そして、楠公と同じ菊水紋が描かれた新田太鼓台の法被を身に纏い、新居浜から切り出してきた笹を手に手に、いよいよ楠公の御身拭いへ。

 

 

心を込めて御身拭い。海外からお越しの皆さんも興味津々! これが日本の「おもてなしの心」です!

 

御身拭いの後は、台座を磨き上げる!

 

令和元年 10月20日、楠公の姿をお借りした別子産銅が輝きを取り戻した日! 忘れられない、そして一生に一度の貴重な一日となりました。

楠公曰く「合戦の勝負、必ずしも大勢小勢に依らず。ただ士卒の志を一つにするとせざるとなり」。

また曰く「大将は知恵を持って肝要とす。知恵なき者は万事に惑いあるものなり。知恵には大小あり。知恵大ならば天下を治めて不足なく、知恵小さきなれば一国一城も治まりかねるものなり」。

我が座右の銘に……。

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