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市民インタビュー

「新居浜太鼓祭り」で地域の笑顔を増やしたい

地域で「新居浜太鼓祭り」イベントを開催 深川 直美(ふかがわ なおみ)さん

「地域の方を笑顔に」をコンセプトに、新居浜市阿島で昨年から始まった太鼓台イベント。2024年も10月16日に開催され、東浜太鼓台と子ども太鼓が来場。メインの新居浜太鼓祭りの会場とは、少し離れた場所となるこの地域イベント。開催に至った新居浜祭りへの熱い想いを聞いた。

「新居浜が大好き!太鼓台が大好き!」 産業廃棄物処理を行う株式会社伊藤開発の深川直美代表。深川さん自身も、10月17、18日は法被を着てかき夫をするほど、新居浜太鼓祭りを愛してやまない。

産業廃棄物を取り扱う企業として「産廃の搬出入や処理による騒音等、近隣住民の方々にはご迷惑をおかけすることも多い。この地で事業を始めて20年余り、地域の方々のご理解とご協力に心から感謝しています」と、これまで地域ボランティア活動も積極的に行ってきた。また、自然災害が発生したときは「力自慢の男性が多く働く企業だからこそ『何かあった時に安心して頼れる働く人の顔が見える会社』、そんな関係を地域の方と作りたい」ともずっと考えていた。

しかし、2020年から襲ってきたコロナ禍。地域の方との交流が少なくなっていく不安を肌で感じた。2023年にようやく制限も解除。「これまで以上に、地域の人に喜んでもらおう」と企画し、自社敷地内での太鼓祭りイベントがスタート。会社のある新居浜市阿島は新居浜太鼓祭りのメイン会場から離れており、地元の高齢者や小さな子どもは太鼓台に近づける機会が少ない。「より近くで太鼓台に触れ、写真を撮り、祭りの雰囲気を感じてもらう、そんな楽しさを実感してもらいたい」という願いが込められている。

初めて開催した2023年は東浜太鼓台、阿島太鼓台の2台が来場、近所の福祉施設の高齢者や子どもたちを含め200名を超える人が集まった。着物姿の深川さんが会場入口で花束を贈呈、すぐに法被に着替えて『かき夫』に混ざったりと、深川さんを含めスタッフも楽しいながらも大忙し。会場では迫力のある太鼓台に、来場者の誰もが笑顔に。車椅子の高齢者が『かき棒』の下まで行けることに感動してくれたりもした。「多くの人を笑顔にする力を持つ太鼓台。昨年の皆さんの顔を見たからこそ、これは続けなければならないと感じた」と深川さん。

2024年はさらにパワーアップ。東浜太鼓台と子ども太鼓台の2台が来場して展示とかきくらべ。また、近隣店舗の商品やサービス券が付く『当たり付きの餅投げ』や、来場者には軽食も振る舞う。

深川さんが一番大切にしていることは「感謝」の気持ち。地元企業や飲食店がイベントに賛同し、協力してくれることにも感謝、観客の方にも感謝、そして来場してくれる太鼓台と関係者にも感謝。

「言い尽くせないほどの感謝の気持ちをこのイベントを継続していくことで、地元に恩返しし続けたい」

深川さんの熱い想いが実現したイベントは、2024年10月16日に開催される。近隣の方、そして東浜太鼓台と子ども太鼓台が並ぶ貴重な光景を見届けたい人はぜひ訪れて、ここでしか見られない景色を楽しもう。

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新居浜太鼓祭りイベント 伊藤開発 de わっしょい!!
■日時 2024年10月16日(水) 11:30〜13:00 ※開場11:00
■場所  (株)伊藤開発 阿島工場 (新居浜市阿島2-19-46
■来場太鼓台 東浜太鼓台、 子ども太鼓台 (個人所有)

 

フリーペーパーHoo-JA! 2024年9月28日号(Vol.482) 掲載

 

 

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