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2019.02.19

まち

この記事の「ええね!」

ニイハマ写真部 『まち歩き撮影会』 〜喜光地商店街周辺〜 振り返り④ 

藤田 惠

ニイハマ写真部『まち歩き撮影会』 〜喜光地商店街周辺〜(1月26日土曜日開催)

振り返り①
振り返り②
振り返り③
のつづき。

次の撮影ポイントは『驢馬』です。

新居浜市民のソウルフードのひとつに
『驢馬のざんき』があります。

厳密に言うと、唐揚げとは違うんでしょうけど、
ざっくり言うと唐揚げ的な食べ物。笑

驢馬のざんきについてはコチラをどうぞ。

『驢馬』は、現在は宮原町で営業していますが、
かつてはこの喜光地商店街で営業していた時代があったのです。

↓ここです。↓

みなさんの視線の先に『驢馬』があります。

店名の看板は取り外されていますが、
2階の窓ガラスをみてください。はいどうぞ!!

『ろば』って書かれていますね。
これは貴重〜〜〜。

 


 

そして次の撮影ポイントは、こちら!
『東屋酒店』
築145年以上と言われているので、明治のはじめ頃の建築ってことになりますね。
この日は外からのみの撮影です。
注目していただきたいのが、この煉瓦塀!↓

石積みと煉瓦と瓦の共演!
素晴らしいです〜〜。
こちらの煉瓦はイギリス積みという積み方で、
別子銅山の産業遺産の煉瓦はほぼほぼこの積み方です。

このような、石積みと、煉瓦と、瓦が共演している塀は、
新居浜市内の他のところでも見かけたことがあります。

場所は喜光地よりちょっと西に行ったところ。
たぶん中村あたり?
東屋酒店と同じ、旧金毘羅街道沿いにあります。
この煉瓦もイギリス積みです。

これは、数年前のまち歩き企画で歩いた時の写真です。
この時は、十河信二さんの生誕地や、白山神社周辺を歩きました。

もうひとつは、瓦はありませんが、多喜浜で見つけた煉瓦塀。
歩いていてたまたま見つけました。
石が自然石ではなく、切石ですね。
お城っぽくてかっこいい〜〜。
これも同じく、イギリス積み。

そして、つい最近気付いたのですが、
マイントピア別子の建物の外壁が
よく見るとイギリス積み風

マイントピア別子がオープンしてもうすぐ30年になりますが、
最近まで全く気付いていませんでした。
素敵な発見に大興奮した冬の日。笑

話は、喜光地商店街からどんどん脱線していますが、
脱線ついでにもうひとつ。
新居浜で、なんと!『フランス積み』の煉瓦壁を見つけたのです。
これは、田所にある、『新居浜市農業共同組合本館』

『えひめ東予散策』の撮影で伺った時に発見しました。
新居浜市農業共同組合を設計した大高正人さんは、
どんな思いでこの煉瓦壁をフランス積みにしたのか、
とても興味がありますが、新居浜市農業共同組合には当時の資料は残っていないということでした。

 

 

街並みの中に、歴史を重ねた煉瓦があるだけで、
その街の景観に味わいや深みが増すように感じます。
古い煉瓦を見つけた時はちょっと得した気分になります♪

 

かなり脱線してしまいましたが、そろそろまち歩き撮影会の振り返りに戻ります。笑
といいつつ、長くなったので続きはまた今度〜〜。

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